昭和のスカトロ王
>この趣味を通じて友人ないなった一人に彼がいる
わたしのサイトを昔から訪れてくれていたかたならば、ご存じでしょう
そう、BENKING(ベンキング)さんです・・・
彼はもう、お亡くなりになっていますが、彼の残したものは次の世代に受け継がれています。
私は彼と何度も酒の席を共にしています
私より10歳以上年上ですが、とても優しい紳士でした
私はどちらかというと苦手な分野でしたが、マゾヒズムに通じる部分も多く。いろいろなお話しは参考になりました
特に記憶に残っているのが福島の便槽内変死事件の事です
この事件は学校の女性教師をしていた女性の狭い便槽の中で知り合いの男性が死んでいたというもので、当時はかなり話題となっていたもので、その記事の便槽内の見取り図が先日Xに載っていたのでビックリしました
もう皆さんはくみ取り式便所(おつり便所。ボットン便所)などというものは想像もつかないでしょうが、私の世代ではまだ結構実存していました。
BENKINGさんはこの件につき力説していましたが、スカトロジストの夢ともいっていたこの行為は、まぎれもなく抑えきれなかった願望によろものだろうと言っていました
「実は私も便槽に入った事があるのです・・」
私はかなりビックリしました、なぜならその行為は法をおかしているからです
「それは・・他人の土地に勝手に入って行ったという事ですか」
「ああ、KAZさん、ごめん、ごめん勘違いさせてしまって・・」
詳しく聞くと、彼の親戚に従妹とその娘2人で住んでいる家があってその家の便槽に入る事を考えていたそうで。
ちょうど両親から誕生日にプレゼントされた万年筆をわざと落として、その従妹にどうにかして取らないとと言って
上からはとても無理だから、外から入ってみるよと言って、膝の上まである長靴をはいて外の便槽の蓋を開けた
中は思ったより深いが下りたら上がれなくなることになる、やっぱり無理そうだよと言ってあきらめかけた。
すると従妹が庭にはしごがあるわよ
前に娘が落ちそうになった事があって、もしものときのためにおじいちゃんが買ってくれたの・・その長靴もそうよ
急いでそのはしごを下して懐中電灯を下向けに置いて照らす ゆっくりと汚水に足を入れていくと・・
実は便槽の中にはガスがたまっている場合が多くそのガスがとても危険だということで
事件の死因が圧迫によるものとされていたがたぶんガスによる窒息だろうと言ってました。
外側のふたがしばらく開けっぱなしになっていたためガスは外に出たのだろうと・・
BENKINGさんはその時便槽内から見上げた便器越しの従妹の顔が忘れられないという・・
その景色こそ便槽に入りたかった者の夢なのだろう。
でも、そのおじいちゃんて?
さすがよく気づいたね・・僕もその膝上長靴を見た時、想像した・・
自分より前にここへ入った人がいたんだ・・
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